公開日：2019年6月3日
最終更新日：2022年11月7日

 

ECと実店舗の強みと弱みを理解すれば
より良いEC運営のヒントが浮かび上がる！

ECと実店舗との比較表

 

ECと実店舗で違う商品購入までの行動

消費者にとって、実店舗での買い物はまず「お店を知ること」から始まるよね。
ネットやクチコミなど他の人からオススメされることもあれば、通りすがりに「何となく気になるお店だな」と思って店舗に入ることもある。
店舗に入ったら、次は商品棚を物色して、気になる商品を手にして色や形を確認する。もっと気になれば商品のラベルを見て原材料・原産地・価格などのスペックを確認したり、可能なものであれば試食や試着を行ったりして五感を使って商品のことを知ることもできる。もしそれでも不明な点があれば、店員さんに声をかけて詳細を確認することもできるしね。そして、商品が気に入ればレジで精算して商品をそのまま自分で持ち帰ることが可能だ。

一方、ECの場合は「お店を知る」ではなく、検索サイトやモールの検索を使って気になる『商品』を探すところから始まる。そして、気になる商品を売っているお店は複数ヒットするから、たくさんのお店の中から送料や商品の到着時間など取引条件が望ましいところを選択できる。欲しい商品が決まったらボタンを押して購入するけど、すぐに届くのは取引成立のメールだけ。商品は買い物からタイムラグがあって届く。

 

先輩のワンポイントアドバイス

双方の強み／弱みを知ることで、よりよいECを提供することにつながる。そうすれば、競合のサイトだけでなく、実店舗にも打ち勝つことができるはずだ。