[Grocery shopレポート 2日目]米国の食品・消費財ブランドが最も力を入れていること

[Grocery shopレポート 2日目]米国の食品・消費財ブランドが最も力を入れていること

「Grocery shop」2日目です。

「Grocery shop」は、今年から「SHOPTALK」からスピンオフされたカンファレンスで、食品と消費財に特化したテーマのカンファレンスです。

扱われるジャンルは、食品、洗剤、シャンプー、トイレタリー、ペット用品などです。

なぜ、米国でグローサリーが注目されるのか、というと、今後市場が急速に拡大する家電やアパレルは、すでに市場に対してEC化率が一定まできています。

対し、食品は市場が最も大きいにもかかわらず現在EC化率は1~2%程度です。

さらに、大手調査機関によると今後これが20%以上になることが予測されています。


Grocery shop2日目

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レシピサイトがつくりだす市場価値

2日目の講演を行った「chicory」社、ここは食品レシピソリューション企業です。
簡単にいうと、レシピとECをつなぐプラットフォームです。


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レシピサイトを見ているときに、レシピに掲載されている材料がまとめてクリックして買えたら、とても便利ですよね?


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それを提供するスタートアップ企業です。実際に、食品スーパーでも、ネットでもレシピは人気があるようです。

食品のEC化率が高まっていく中で、コンテンツとしてのレシピの需要は高いわけですが、レシピサイトの多くは「買う機能」を提供していません。

弊社へ寄せられるお声でもよくあるのですが、サポートするとしたときに、そこに市場価値があるといえますね。

D2Cで響く「世代×価値観」の切り口

NY発のD2Cサプリメントブランド「care/of」社の講演では、ミレニアル世代に特化し、いかにサプリメントの製品開発とマーケティングを行って成功したのかを解説していました。


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弊社でもD2C支援を手がけていますが、この「世代×価値観」という切り口が非常に重要で、特にその中でも「世代」つまり「デジタルネイティブ世代」にどうアプローチするかを調査・決定していきます。

現状彼らがどこに潜在・顕在不満があるかを見つけ出す必要がありますが、ここをcare/of社はNPS指標で調査しています。

サプリメントの実店舗は、若者にとってあまり良い体験がなく、潜在的な不満があった市場だそうです。


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次に、彼らはパーソナライゼーションに力を入れていて、顧客の目的、ダイエット、飲酒などをウェブでヒアリングし、それをもとにどういうサプリがおすすめかをユーザーに教えてあげる、という取り組みをしています。

これは、この世代の人たちが、「自分らしさ」を大事にしている背景と合致します。


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若者世代向けマーケティング

「コカコーラ」社の講演では、若者世代にどういうマーケティングをやっているのかを解説していました。


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コカコーラ社は「つながり」「目的」「コミュニティ」の視点でマーケティングしているそうです。


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例えば、「コミュニティ」では、「いかにシェアしてもらうか?」を目的とし、自分の名前がボトルに入れられたりする活動や、コカコーラのモバイルアプリでパーソナルなクーポンを出したりしているそうです。

大事にされているという感覚を顧客にも持ってもらうためですね。


2日目のまとめは以上となります。

米国D2C時代の到来は、日本のグローサリー市場の近未来でもあります。

D2C時代の市場価値や、マーケティングについて、モデル別成功事例や日本市場におけるD2Cについての詳細レポートは、下記よりダウンロードいただけます。

あわせて、ぜひお見逃しなく、ご覧ください。

D2Cモデル解説レポートのダウンロードはこちら

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