外国人旅行者の呼び込みからGlobal ECまで ~3~

外国人旅行者の呼び込みからGlobal ECまで ~3~

前回の続きです。

越境EC対策 ポイントその3 売れる商品の属性を理解する

ポイント2と重なる部分もありますが、以下の5つのポイントがあります。

1.ブランド認知力の高い商品
2.コレクター商品(需要深度の高い商品)
3.型番のある商品(検索性の高い商品)
4.中古品(内外価格差が大きい商品)
5.インバウンド商品

以上のような数々のポイントがありますが、やはり最初は低価格帯の商品をしっかりと売り、ある程度の海外顧客の集客を行った上で利幅のある商品へと誘導するというのは、日本国内と同じようです。日本への渡航経験があったり、日本語をある程度理解している海外顧客でも、海外発送に対応していなかったり、問い合わせができない等の不満の声が多いため、そのあたりの対策も同時に行うことが重要となりそうです。

グローバルECサイト化に向けて今すぐにできること

では、実際に4~5年先を見据えて、今国内で準備できる事とは何でしょうか。焦って海外事業化を行う必要はありませんが、東京五輪が開催される2020年を見据えて今からできることはたくさんあります。その中から自社ECサイトにおける、2015年のページ作りのキーワードをご紹介しましょう。

①コーポレートサイト型
②コンテンツ量(事例、情報)
③ナビゲーション(離脱させない)
④動画&チャット活用

中でも、動画の活用はグローバルEC化を行うにあたって非常に重要なポイントとなります。言葉で説明するだけではなく、商品のイメージや機能、安心感の訴求など、商材や単価に合わせて量産化できるようになると他社との差別化にも繋がります。

アパレル事業者にオススメ→購入後イメージ訴求型

衣服やバッグなど、その商品を購入した自分を鮮やかに想像できることが動画活用のポイントとなります。商品購入後の楽しそうなイメージやおしゃれな生活の始まりをイメージできるような、いわゆる「モノよりコト」の購入を促すことでより良いイメージを動きで見せることが可能になります。

【越境向き】家電、家具、DIYなどにオススメ→機能・使い方説明型

言葉で十分に説明しようと思うと、膨大なテキスト量になりがちな機能や使い方の説明も、動画ならよりシンプルに直感的に説明することが可能になります。また自分の生活にその商品を置いた際、非常に重要となる大きさの規模感も同時に伝えることが可能となるため、非常に説明性の高いツールとなります。

食品や高単価商品にオススメ→安心、信用訴求型

ジャパンブランドの要ともなる安心感を生産過程や生産工場の様子を動画で見せることで際立たせることが可能となります。日本の生産現場では当たり前のことでも、海外から見ればその水準の高さが評価に繋がることもたくさんあるのです。
このように動画を使うことで国内ユーザーへのアピールはもちろん、海外ユーザーの取込にも活用できる動画は今から準備しておいて損はありません。この際、撮影する動画は、TVCMのように高品質である必要性は必ずしもありません。むしろ手作り感のある動画の方が高い効果を上げているという事例も数多く寄せられています。

自社サイトが勝ち残るポジションを見つけ、
自社ECサイトで粗利が取れる商品を売っていく

先にもご紹介しましたが、集客商品と、粗利が取れる商品を明確にしておくことは大変重要です。国内自社ECサイトでしっかりと利益が取れる体制ができていないまま、グローバルEC化を進めても利益が上がらなければ意味がないからです。
以下の図にあるように、自社ECサイトのポジションを明確にして、きっちり利益が取れる仕組みを準備してからグローバル化を進めるようにしましょう。

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