公開日:2019年12月13日

Amazonでイベントシーズンに売上を拡大させるうえで大切な4つのポイント

Amazonでイベントシーズンに売上を拡大させるうえで大切な4つのポイント

クリスマス・お歳暮シーズンが迫っておりますが、皆さまはイベント対策を行っていますでしょうか?日々の業務に追われ、なかなか手を付けられていない…きっとそんな方も多いはず。

今回は、今すぐできるイベントシーズンに売り上げを拡大させる上で大切な施策をご紹介します。

1.カートボックスの取得

みなさんご承知の通り、Amazonで売上を拡大させるうえでカートボックスの取得は必須条件になります。

これができていないと、「商品ページを編集してもカートを獲得している他社の売上になってしまう…」なんてことも起こりかねません。

まず、カートボックスを取得するために以下について見直しましょう。

  • 販売価格
  • プライム対象商品
  • リードタイム

販売価格とは、商品の価格だけでなく、配送料も含まれます。販売価格が一番安くても、プライム対象でなかったり、リードタイムが長かったりするとカートボックスを取得できなくなってしまいます。

価格が一番安ければカートを取得できる、と勘違いされている方は大変多く、これを読まれている方の中にもいらっしゃるのではないでしょうか?

実際、カートボックスを取得するために価格競争になってしまっている商品も多いのが現状。この場合、本来得られる利益がどんどん減ってしまうため、出品者としては避けたい状態ですよね。

そうならない為の打開策として、「競合が同じ商品ページで販売できないような自社だけの商品ページを作る」という方法をおすすめします。競合が扱えない商品として新しく商品ページを作ることで、カートボックスを取得できる確率は非常に高くなります。

しかし、Amazonでは1商品1カタログという決まりがありますので、それを考慮したうえで上記の対策を行うことが重要です。

2.季節キーワード対策

Amazonのイベント需要でアクセス数を集めるために最も重要なのが検索キーワード対策です。

アマゾンの「検索キーワード」のバイト数制限内で、いかに季節に合ったキーワードを効率的に入れられるかが重要になります。

  • 検索されやすいキーワードが入っているか?
  • 商品の情報が分かるキーワードが入っているか?
  • アマゾンの規約に合わせたキーワードになっているか?

これらをしっかりと対策することにより、クリックされやすくなり、通常検索のセッション数が増えるだけでなく、広告を行っている店舗様は広告からのセッション数のアップにも繋がります。その結果、売上の拡大へと繋がっていきます。

季節やトレンドによっても変化してくるので、細かくチェックしてみてくださいね。

3.ギフト対応

出品者出荷の場合、ギフト梱包・ギフトメッセージ欄への対応は見逃しがちですが、重要ポイントです。この時期はプレゼント需要も多いので、対応可能であれば、必ず設定しておきましょう。

しかし、あくまでお客様の目線に立ったギフト対応を行うことが重要です。

  • ギフト梱包の画像が載っているか
  • 注文の仕方が明確か

大切な方へのプレゼントなのに梱包したイメージが掴みにくいと、なかなか選びにくいですよね。また、操作方法などもしっかり表記してあると、購入までスムーズに進められます。

これらの点にも配慮しましょう。

4.バリエーション組み

Amazonには、カラーやサイズ違いの商品のバリエーションを組むことによって、1つの商品ページから選択できるようにする機能があります。

バリエーション組みのメリットは以下に挙げられます。

・人気商品へのアクセスが他の選択肢にも流入
バリエーションの中に人気商品があれば、購入者は人気商品のページから流入し、他の選択肢の商品も閲覧してくれるのです。

・選びやすく購入意欲が増しやすい
商品の選択肢が増え、レビューも共有されるため、購入意欲も増しやすくなります。

・管理がしやすい
管理画面上でもひも付けされた状態で表示されるため、商品管理が楽になります。

活用方法を増やすという意味でも、人気商品があれば様々な場面で売上拡大の手助けとなります。

今回お話した施策は、「忙しい方にもすぐできる売上を上げるための施策」のうちのほんの一部です。この他にもやるべきことは数多く有り、成功した事例も多くあります。
 
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株式会社いつもが誇るAmazon専門チームが、Amazonにおける最新の集客支援の施策や運用のポイント、広告戦略についてお送りします。

Amazon専門チームは、Amazon専門のマーケティングセンターとして、全国のAmazon運営企業から大手メーカーまで豊富な実績を有しています。Amazon社内の担当者と都度打合せを行っており、現在のAmazonの動向や今後の動きなどを把握し、「今」ではなく「その後」の動きに合わせた対策を行うことができるのが強みです。

本ブログでは、米国での最新事例から、今後日本でも起こるであろうAmazonでの対応策まで、幅広くお伝えします。

Amazon支援グループ 事業責任者
丸山 晃一

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